― ハ ジ マ リ ―

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それからというもの 彩月は色々な事を 教えてもらった。 初めての事に出会うたびに泣いて 朱里があやす。 その繰り返しだった。 仕事という事を忘れ 2人で毎日駆け回っていた。 そんな2人が出会ってから8年 16歳になっていた。 俗に言う高校生になった。 親友と言うよりも 家族同然で育った2人 学校内での評判もよく 不自由ない生活を送っていた。
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