0人が本棚に入れています
本棚に追加
「あたしは...」
少し間があいて
「政治家!」
と強く答えた。
「貧富の差がなくなって
皆で楽しくお弁当食べれる
様なセカイにしたい。」
流れる雲に向かって話した。
「朱里は?
良いとこ嫁いで
お姫様になっちゃいなよ」
冗談混じりで彩月が言う。
もうっ!
と少し拗ねたように言う朱里。
「私も政治家だな。
皆が見て見ぬフリを
してるセカイなんて嫌だもの。
こうしてる間にも労働してる
人は山程いるのに
学生なんてしてていいのかしら
って思うと変えなくちゃいけない気がするの。」
珍しく言葉数が多くなった。
最初のコメントを投稿しよう!