プロローグ

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蒼月がエンディミオンを攻めてきて3日が経った。 取りあえずのところは全く動きが無いので安心といったところではある。 今私とエリアはとある依頼によってエンディミオンよりかなり離れた場所にある研究所の調査を行っていた・・・。 「・・・・・・・・・」 私は古びた研究所の机にあるかなり古い日誌を手に取り読んでいた。 [遂に・・私・・・は・・・完成・・・・・・。この・・・は今まで・・・全・・・う・・・。・・・達が・・・王の力を・・・る・・・のは・・・い。・・・の・・・検体の・・・前は・・・MIO138・・・と・・・・・・る] 「・・・ボロボロで殆ど解読不能だな・・・」 何かむかついたのもあるのか、私は日誌を荒っぽく机に投げ戻した。 「・・・ですが、この研究所は絶対おかしいですよ・・・。こんな内臓のホルマリン浸けがいっぱいあるなんて・・・」 確かにエリアが言ってる通りおかしい・・・。 だが、さっきの日誌にある王というキーワード・・・。 まさかこの研究所は・・・。 「取り合えず・・・、この研究所は危険だ。早急に破壊しよう」 「そうですね・・・、幸いこの研究所には誰も人が居ないみたいですし・・・。」 その人が居ないというのが気になるんだが・・・。 この研究所に居るだけでおかしくなりそうだ・・・。 さっさと破壊してしまいたい。
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