ある日の阿近氏[阿→修]

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ある日の阿近氏[阿→修]

愛想のよくない、しかも目つきの悪いガキを、好きなんだと自覚してしまったのは知り合ってから約一週間後。 間の悪い事にガキに会わなくなった途端、というのが現実。 右目に埋め込んだ義眼のメンテと点検が終わり、アイツにもう技局に通わなくても良いと言い渡したのが一昨日。 …まったくもって厄介な感情だ。 さてどうしたもんか。 諦めるなんて選択肢は初めから存在しないが。 どうやって落としてやろうか考える俺の口元には知らずに笑みが浮かんでいた。 **** 阿→修 愉しみが出来た。
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