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「それでボス、何で電話を?」
「あ、そうそう。明明後日に本部に来てほしいんだ」「明明後日ですか?」
「それじゃあ用事があるから」と言ってボスは電話を切ってしまった
明明後日か・・・時間的に明後日の夜の便でイタリアに行けば問題ないだろう
明明後日は金曜だからその日は学校を休まなくちゃいけない
学校に連絡しとかなきゃねその時に紅茶でも飲んで帰ろう、うん
そう思った瞬間再びまた私の携帯のバイブがなった
「メール・・・」
携帯を開くと待ち受けに『新着メール一件』と表示されている
誰だろうと受信ボックスを見てみるとさっきまで電話していた十代目
メールの内容は・・・「明後日の夜に誰か迎えにいかせるから」とのことだった
何でわざわざ来るのだろうか、聞いてみたかったが十代目は多分仕事があるから返信出来ないだろうから返信はやめた
誰が来るんだろうか
了平さんとかランボさんは出来るだけやめてほしい
だって2人ともいろいろと面倒くさくなるからね
そんな若干失礼なことを思いながら私は繁華街をあとにし自分の家へと足を進めていった
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