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「ふぅ・・・終わり、か」 やっと寝れる、そう思いながら私は総長の所へと足を進めていた 相手の血がついちゃったからお風呂入って洗い流さなきゃいけない 明日は学校なのに血の臭いがのこったら最悪だ まぁまともに授業なんてうけたことないけど 総長さんの倒れた所までいくと、私はその場でしゃがみこんだ 「貴方・・・寂しかっただけなんでしょ?仲間が欲しかっただけでしょ?無理矢理喧嘩して自分の傘下においても楽しくないんでしょ?」 「クッ・・・」 彼はそういう目をしていた暗くて何もうつせない目 それは私だって同じかもしれないけど、まだ彼だったら救えると思うから まだ今だったらやり直せるから私はそう言った 「今から警察呼ぶから・・・刑務所から出たら人生を1からやり直しな・・・じゃあね」 私は倉庫をでたあとポケットから携帯を取りだし、ある所に電話をかけた 実はこの族潰しというのは私の意思でしているわけではない ・・ 命令で動いているのだ 「柚希か?」 「あ、真田さん。うん、終わったよ」 「そうか、ごくろうだったな」 私が電話した人は真田さんこの人は、警視総監だ。 実は警察の真田さんだって裏の世界での人間でもあるだが普段は表で毎日警察の仕事をしている まぁ、はっきり言ってしまえばマフィアの人間だ ・
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