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「んじゃ、これで手続きは終わり。君たちは晴れてこの学園の生徒だ」
「ありがとうございます、先生」
紫の髪の少女が頭を下げた
先生
「しかし今の時期に編入とは珍しいね、何かあったのかい?」
「いやー別に。俺たちはただ運が悪かっただけなんで」
「鳴、それくらいに。それでは私たちはこれで失礼します」
鳴
「ちょっ!?‥んじゃせんせっこれからよろしくお願いします!!」
2人を見送った先生は口をポカンと開けて放心していた
先生
「何か事情でもあるのか?それに‥‥えっと確か神崎か。あいつの目は‥‥」
―――
――
―
鳴
「おいっ詩音!!あんな言い方はないだろっ」
詩音が振り向く、綺麗な顔立ちだが一点目立つのが‥
――眼帯
詩音の右目に眼帯がしてあった
詩音
「鳴、私たちはただ遊びでここに来たんじゃないのよ」
鳴
「分かってる‥そりゃ俺だって分かってるさ!」
詩音
「とにかく、私たちの目的は一刻も早く‥‥‥」
鳴
「宝玉を見つける‥‥だろ?」
金髪の少女が口元をつりあげて言った
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