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あれは今から10年以上前。
私が幼なじみのKと一緒に学校から帰ってるときでした。
もう少しで家につくころで…
K「ハンナ見てっ!」
Kが空を見ながら指を指していたので,Kの指している方向を
見ると…
丸くて赤く光るボールのようなものが,空から落ちてきていました。
私たちは,その赤く光るものに見入られ,落ちていく様子をずっと見ていました。
なぜか,体が動かず,目が話せなかったのです。
数分に感じましたが,たぶん数秒程でしょうか。
もの凄いスピードで落ちてきて,どこかの民家に落ちたと思っていたのに,「何かが落ちた」という話しはありませんでした。
音もしませんでした。
ただ,その日から私とKの性格が変わったと言われるようになりました。
特にK…
Kは私を仲間外れにし,私に対して怒鳴るようにもなってしまいました。
私は自分ではわかりません。
ただ,話し方や性格が変わったと言われます。
Kはその後,情緒不安定になり
起伏が激しく,様々な精神的な病にかかってしまいました。
それは現在も続いているようです…。
あの赤い光を放つものが原因かはわかりませんが,不思議でした。
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