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「これに今回は火山のマグマの中に咲く【マグマリーゴールド】を入れてナーガの骨を溶かしながら混ぜて……。」
はい、わたすぅユート=トキザミは現在新たな薬物を作っております!!
「これで最後だ、百頭鷲の嘴(くちばし)を投入!!」
そして完成したのは……
ハジメマシテダネyou!!
「ゆし、お前の名前は【ホンヤ君】だ!!」
完成した黄色の液体をフラスコに入れて俺はそう言った。
効果は名前通り【翻訳】。
簡単に言うなら翻訳蒟蒻を薬物化させた。
このホンヤ君の凄いところは『無機物』にも効果を示すんですよ。
つまりは花とかにかければ喋ります。
フラスコにはそうならないように魔法をかけてあるが。
「しかし随分とチャラいな。」
ソンナツレナイコトイウナヨyou!!ナカヨクシヨウゼ!!
まぁいいや。
「おーいみんな、新しい仲間のホンヤ君だ。
仲良くしろよ。」
俺がホンヤ君の入ったフラスコを置いた棚には今まで作った薬物達が陳列されていた。(一部厳重封印)
ホンヤクン!!コレカラヨロシクネ!!
ワカラネェコトガアッタラオレッチニキキナ!!
アッシハゲキヤクントモウシヤス、ヨロシクナ!!
トコロデユートサン、マタワタクシヲツカッテハミマセンカ?
一部やかましいわ。
あ、ヤベ、くしゃみが……。
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