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『サクヤ』の膝の上に。
なんかじゃんけんでサクヤが勝ったから。
そこに俺の意思はない。
「我が君が私の上に……フフフッ。」
見ろよ、サクヤのふにゃけきった顔。
そして射殺さんばかりに鋭いほかの女子達の顔、俺ってばちびりそうだぜ。
「うふふふふふふふ。」
「あのぉ、サクヤ?むねがあたまにのっかってるんだが……。」
「柔らかくて気持ちいいでしょう我が君♪」
つまりはわざとか。
「しっかし何で幼児退行してんだ?」
カズマの質問に対して俺は、
「それなんだがたぶんやくぶつシリーズをぜんぶあびたせいなんだろうなぁ……。」
俺は朝食のフレンチトーストを何故かレイセンに食べさせて貰いながらそう言った。
「ふむ、あとでいってみるか。
もしかしたらせいぶんをしらべてもとにもどれるかもしれん。」
流石はメイドイン俺と言うべきか解毒、いやこの場合は解薬?が何故かできない。
つまりあの虹色は神様ですらどうにもできない訳だ。
「ごちそうさま、さていくか!!」
「あ、僕達も行くよ。」
女衆「私たちも!!」
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