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謎のドラゴンの襲撃からしばらくして、
ブレスを食らってほぼ壊滅した森の一画。
瓦礫と木だったモノの山、その山が突然爆散した。
「だああ!!死ぬかと思った!!てか絶対一回死んだ!!」
その中から出てきたのはギリギリで防御したユート達だった。
「つか何なんだあの馬鹿デカイドラゴンは!!」
ユートのシャウトに答えたのはティアラだった。
「アレはおそらく輝煌龍です。」
「キコーリュー?」
「はい、高い魔力を持つドラゴンが永い年月を経ると翁龍という存在になります。あの蒼い鱗に白銀のブレス、そして緋色の眼、まさしく翁龍のなかでも別格の三体の翁龍、【三極】のうちの一体、輝煌龍アムルフリートです。」
なにその設定、スーパー中二病ジャマイカ。
「私はただの伝説だと思っていたのに…。」
ティアラが少し震えているとはよっぽど衝撃的なのだろう。
駄菓子菓子。
「そんなことはどうだって良い。」
「へ?」
重要なのはそこじゃない。
「突然現れたかと思ったらブレス吐きかけるとは良い度胸だ!!
取っ捕まえて生まれてきたことを後悔させてやるわああああああ!!」
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