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「ユート、デジマ?」
デジマ。
「しかも呪殺系の魔法3発ですか……。
逆によく無事でしたねユートさん。」
「ん?全部弾き返した。」
「…………………。」
「さっ、流石は師匠です……。」
「生徒会にいるってことはアイツも貴族なんだろ。
皆、アイツが誰か知ってるか?」
「キャメロット=ミーヒーン。
五家の一角、ミーヒーン家の末子だ。」
俺の質問に答えたのは○フォイだった。
「彼は社交界などにも滅多に出席しないことで有名だ。
かなりの戦闘狂と聞いているが……。
今のを見ればそれも頷けるな。」
(戦闘狂ねぇ……。)
「まぁいい。
俺が庶務に立候補していて正解だったな。」ニヤリ
((((((((((ここにも戦闘狂が!!))))))))))
「そういえばユート様?」
「何だ?」
「さっき部活動会頭が早く『退院』するようにって言ってましたけど、会頭について何か心当たりがあるんですか?」
「あー…それはな?フェスタ前日だったっけ…。」
次のページから回想に入るぜ。
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