第一次アリアダスト戦争

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「神の鎖(エルキドゥ)。」 ジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラジャラ!!!!!! 「なっ!?鎖!?」 ギル兄さんモード ON 「愚物が、誰の許しを得て我を見る?」 「ぐっ、外れない!?」 まぁ神の鎖(エルキドゥ)ですから。 しかもこの世界仕様にカスタムしてあるから魔力にも反応して相手を縛り付けるというね。 「貴様の敗因は三つある。 まず一つ目、貴様はわざわざ我の前に姿を現した。 愚物は愚物らしく陰で蠢いておれば良いものを。」 そう言う俺の背には既に王の財宝が展開されている。 「そして二つ目、貴様ごときの雑魚が我の前に留まり続けたことだ。 貴様と我には天と地を隔ててまだ離れるほどの格の差がある。 にも拘らず貴様はもう一度我にその汚らわしい手で触れようとした。」 王の財宝から飛び出そうとしている宝具の数が着々と増えていった。 宝具が増えていく度にマイケル君の顔から血の気が引いていく。 「そして最後に。 そもそも王たるこの我にその汚らわしい刃を向けた時点で貴様の陳腐な命運は既に尽きている。」 全ての宝具がマイケル君に向けて標準を合わせた。
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