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朝のあいさつを終え、各自、自分の仕事場へ戻っていく。
私も、戻ろうとしたら、課長に呼び止められた。
「凛子ちゃん!この新人君に仕事を教えてくれないか?」
どうやら、新人は私の部署に入ることになるらしい。
「はい。わかりました。」
課長に、返事をしてから、新人君に声を掛け、私の仕事場へ案内した。
私の机の隣に椅子をおき、新人君に座るように指示を出し、私も自分の椅子に座り、仕事内容を教えていく。
新人君は、私が教えることを一つ残らずメモに書いていく。
そうしているうちに、休憩時間のチャイムが鳴った。
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