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―シエル自室―
私の部屋は和室にベッドとアンバランスな事になってる。他にはパソコンとテレビにエアコン、プ○ステと箱○等々ハードなゲーマーにも中々快適な生活を送れる部屋なのよね。
こんな雛○沢村みたいな片田舎なのに携帯の電波はマックス、インターネット完備!!
完備…なのにコンビニが歩いて20分以上の場所に有るなんて…
因みにコンビニが有る20分以上の場所って言うのは市街地の事。此処に来て数回しか行ってないんだよね…遠いから。
片田舎とは何だったのか…?
え?んな事より古文書?
あ、あぁアレね?わ、忘れて無いよ?!
気を取り直して…
シエル
「ごまだれ~♪………白紙かよ」
私は希望を捨てずに始めから最後まで目を通した。目を通したんだけど…全く文字すら書いていなかった。
シエル
「つまんないな~…」
ベッドに寝転んだ瞬間、私の意識が遠退いて行った。
シエル
「ハッ?!…ここは…どこ?」
さっきまで私は自分の部屋に居た筈なのに、全部が赤い空間に立って居た。
何も無い、誰も居ない、何も聞こえない。ただどこまでも真っ赤な空間が続くだけ。
シエル
「不気味ね…気持ち悪い」
私がそう言うと、床に波紋が広がり、波紋の中心から赤い鎌を持った赤い死神の様な物が出て来る。
シエル
「話が…跳躍し過ぎでしょぉぉおおお!!!!」
本能的に危機を感じた私は、形振り構わず走り出した。
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