御守り

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俺は、このままでは本当に気が狂ってしまうと判断し、大学を休んで隣町の呪い師を訪れた。 呪い師に急に悪夢をみはじめたということや、それがどのような夢なのかということを説明する。すると呪い師は、悪夢をみはじめた日に何か変わったことはなかったかと尋ねた。 心当たりがあった。 「呪」の字が刻まれた、あの御守りーー。 俺は急いで車に向かい、御守りを手に戻ってきた。 それを見せると、呪い師はたいそう驚いた顔をして言った。
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