プロローグ

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「はぁ…ふられちゃったなぁ………」 疲れた。今日一日いろんなことがありすぎて疲れた。 数学の小テストでしょ、部活に委員会、あげくの果てには二宮君にふられちゃったしぃ……zzz そんなことを考えてるうちに私は眠りについていた。 ~次の日の朝~ ピピピピピ ピピピピピ 「んぅぅ……ん…………はっ!朝!?…ウソッ!私あのまま寝ちゃったの!?」 あわてて時計を見る。 7時10分。 終わった。完全に遅刻だ。 「ヤバッ!」 急いで家を出る 駅の改札はちょうど通勤の時間なのか会社にいく人でごった返している。 やっとの思いで改札を抜け、ホームのベンチに座って電車を待つ。 隣で寝ている人の制服が目に留まる。 私と同じ開城高校の制服だ …あれ?これってもしかして? そんなわけないか、まさか、まさか…ね。
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