9人が本棚に入れています
本棚に追加
/90ページ
私の病室はたまたま一人部屋。
当然退屈。
でも
お見舞いなんか誰も来ない。
お母さんかお姉ちゃんが着替えを持って来てくれるだけ
同情の言葉をただ浴びせて立ち去る。
私が小さかった頃高熱で入院したときは…
おとうさんもお母さんも
心配してくれて
必死に看病してくれたし。
夜も一緒だった。
私…
歳がちょっと増えて大きくなっただけなのに
まわりは
全然変わってしまった。
心配どころか
軽蔑される私をむなしく思った。
最初のコメントを投稿しよう!