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「どうしていなくなったのよぉ…心配したのよ…?
でもお姉ちゃん…が悪いのよね…?
唯ちゃんが精神病になって入院してるのを恥ずかしく思って
お見舞いにもこなかったから…」
より一層泣きじゃくり出したお姉ちゃんは
私を痛いくらいに抱きしめた。
なんだろ…なんか
懐かしいなぁ…
あー…
そういえば…私。
小学校三年生までは
お姉ちゃんっこだったなぁ…
いっつもお姉ちゃんの後ろをついて回ってた…。
お姉ちゃん…
せっかく感傷に浸っていたのに意識が薄れていって私の視界は真っ暗になって…
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