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幸和…?
いきなり幸和が視界から消えたので
何かと思って振り替えると
幸和は道の真ん中で倒れていた。
「ゆ…い…」
彼女の名前なのかを呼ぶと意識を失った。
「幸和!幸和!」
揺さぶるがピクリとも動かない。
震える手でなんとか救急車をよんだ。
「おい幸和…っ!」
その日は例年の最低気温を記録した日だったせいか…
幸和の体温はどんどん奪われていった。
男同士で抱き合った。
普段ならしないけど
もう幸和と会えなくなる
ってなんとなく思ったからだと思う
体が勝手に幸和を抱き締めていた。
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