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彼の名前はルーク。この春から地元の私立テイルズ学園に通う少年だ。
ガイにティア…ルークにとって無二の親友にあたる2人だが、今日はどういったわけか、寝坊したルークは起こしてもらえなかった。
テイルズ学園は一部の生徒を除いて寮生活だ。ルークらもそうである。だからこそなぜ起こしてもらえなかったのか、ルークには納得いかなかった。
ルーク「ティアのやつならともかくガイまでとは…裏切られた気分だぜ」
この街のメインストリートでもある桜並木の大通りを越えると学校が見えてきた。
ルーク「第一声はなにがいいだろう…和やかに行こうにも教室は知らねぇやつばっかだし、だからって普通に行っても浮きまくっちまうだろうし」
ルーク(てゆーか校内の勝手もわかんねぇな…まずは職員室行くべきかな?)
ルーク「職員室に行けばヴァン先生もいるし、なんとかなるだろ」
ルーク(…なんとかなるかな)
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