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ルーク(大丈夫!大丈夫だ、落ち着けルーク。遅刻なんて誰だってするもんじゃねぇか。今回はそれがたまたま初日に来たってだけだ)
ルーク「そうだそうだ、切り替えていこう。暗くなったってしょうがねー」
「おや、なにを切り替えるんですか?」
ルーク「うおわぁ!?」
慌てて振り返ると、そこにいたのはメガネで長身で長髪が特徴的な、
ルーク「…なんだ、ジェイドか」
ルークのよく知る人物だった。
ジェイド「なんだじゃないですよ。全く、なにをこんなところで道草を食っているんですか。早く学校に行きますよ」
ルーク「え、ジェイドは俺を迎えに来たのか?…どういう風の吹き回しだ。なんだか怖いぜ」
ジェイド「いやぁそれがね、教頭がえらくおかんむりなんですよ。それはもう入学式が始まっているのにこうして迎えが出されるくらいにね」
ルーク「マジかよ!?ヴァン先生そんなに怒ってんのか!全然大丈夫じゃねぇじゃん!」
ジェイド「冗談ですよ。たかだか一生徒が遅刻した程度で教師が迎えに来るわけないじゃないですか」
ルーク「嘘なんかい!」
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