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2人の高校生活が始まる! 「とか言いながら、だらだらと遅刻決定の通学が続くのだけどね」 「霊夢ー?誰と話してるんだぜ?」 「なんでもないわ」 いい加減に急ぐことをやめてしまった魔理沙と霊夢は走って乱れた衣服を直しながら歩く。 「ったく…ホント、霊夢が寝坊しなきゃ今ごろは学校にいたんだからな」 「それは律儀に私を待った魔理沙の問題でしょ」 「だからなんでさっきから霊夢が上から目線なんだよ!…アリスのやつ、遅れていくって連絡入れるの忘れたけど、先に行ってくれたかな」 「あ、魔理沙。私お弁当持ってくるの忘れたんだけど」 「今言うことか、それは」 「言うタイミング逃しちゃって…魔理沙、家を出た時から怒ってたし」 「家出た時から気付いてたのか!?すぐ取りに戻れば良かったじゃないか!」 「いや、作ってなかったから」 「…持ってくるの忘れたとかって問題じゃないだろ」
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