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「高見ぃ。あんたには、ここに残って私の分の仕事を頼みたい。それから、三人が妙なことをしないかそれも併せて見張っていてほしい。頼めるか。」
「ええ~・・・でもお・・・」
渋る高見に、十子さんが出した切り札は。
「わかった。ならば、真理亜に三人のことを頼んで・・・」
「俺がします!!」
黒川真理亜に対するライバル意識は、かなりのものである。
真理亜のツンデレっぷりは、高見にとって警戒すべき危険度Aだ。
「やあ、相変わらず変態さんやなあ。ええやないか、真理亜ちゃん可愛いで?十子ちゃんとええコンビになるんちゃう?」
「やだなぁ、鬼倉課長、奥さんいるのに若い子に目移りですかぁ?いいつけちゃおうかなぁ?」
高見にとって真理亜が危険度Aならば、鬼倉は危険度S級か。
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