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 「あ、ああーー!!」  僕が始めに目に入ったのは当然ながら僕の少し散らかった僕の部屋  普通の勉強机、普通の本棚、普通の光景、なのに・・・あの夢を見始めてからの一ヶ月間、この部屋に違和感を感じている。  この部屋だけではない。普段から通っている学校の行き帰り学校の中、部活動、家に帰ったときの母親のギクシャクした「おかえり」な一言、いつもの居心地の悪い食卓  全てに違和感を感じる  どこにいても悲しくなる  まるでここが僕の居場所で無いかのように  そんなはずはない、ここは僕が産まれ育った町のはずだ  ならこの違和感はなんだ?  なぜかは分からない、でも僕の頭の記憶の奥の方でそれを否定している。  「早く学校行かないと遅刻するよ~」  母さんの活気の無い声で僕は我に帰った  僕は遅刻はあまりしたくはないから渋々起き上がるり、着替えて学校に向かった。
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