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「うさぎ・・・見覚えとかある?」
「いやまったく・・・・夢かな?」
むしろそうであって欲しいという気持ちを込めてうさぎは優に尋ねた
「・・・・」
優は少し考える素振りを見せる
「うさぎ目つぶって」
おもむろに、うさぎに向かって言葉を繋ぐ
うさぎは、疑問に思いながら優の言われた通り目を閉じる
バチンッ!!
鈍い音が響いたと同時に、うさぎのおでこに激痛が走る
「いったああぁぁぁ!」
うさぎは叫びおでこを押さえて涙目になっている
どうやら優にデコピンを食らわされたようだ
「夢じゃないみたいね」
うさぎが悶えているのを一切無視し
真剣な顔をして呟く優は顔に似合わず鬼畜だ
「ゆうぅ・・ヒドイ」
涙目になって訴えているうさぎを無視して優は言葉を続ける
「うさぎ・・これはヤバいかもしんない」
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