-神世(シンゼ)-

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-天通力(アマツリキ)- “天通力”とは、神が現世に存在するための根源的なエネルギーである。他にも人間や動物・物質など、この世のあらゆる個体が持っており、この世の時空に過去・現在・未来に渡って広がっている。これが失われるとその個体は「最初からこの世に存在していなかった」ことになり、所有物や関わった人間の記憶など、あらゆる『存在した証』も失われる(但し、ルシと神、神の事柄に深く関わった人間は記憶を失うことは無い)。“天通力”を吸い取られたり、戦闘で消費し過ぎれば、「消滅」してしまう。しかし、本来“天通力”は一日経てば個人が持っている元の量へと戻る。 神が力を振るうためには“天通力”が必要不可欠であり、この力の量が多いほど、神は高い階級を持つことになる。 この力は通常の人間には上手く扱う所か感じることすら難しい。 また、神々と契約した「ルシ」たちは天通力を契約した神から供給できるため、膨大な量の“天通力”を扱うことが出来る。
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