たまにはこんな日も

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   掃除機の音が聞こえて目が覚めた。  「今、何時……!!?」  朝日が差し込んで―――の時刻よりも相当進んでいるだろう日の高さが気になってガバッと起き上った。    勢いをつけて起き上ったせいか、ふらりと倒れそうになる。  くらっとした頭を押さえてゆっくりと顔を上げると  「起きたか?」  彼が掃除機を持って現れた。
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