「……ハイ。」

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 決まってこの時間に電話がある。  一日中、彼だけを待っている私。  そんな私に残酷な告知をするこの電話が、大嫌い。  「飯、いらないから」  「……ハイ。」  聞きたくないけど、聞かなきゃいけない。  頑張ってる彼の重荷にはなりたくない。  でも、明るくハイ! と言えるほどの気力は、1週間この状態が続いた私にはない。
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