無茶苦茶な告白

2/13
前へ
/512ページ
次へ
 気がついた時には、口の中は涙の味がした。  「お前、何泣いてるの?」  彼にとっては当たり前の疑問だろう。  ごく普通に今まで話をしていた。  突然泣き出した私。  彼にとっては理解不能だったに違いない。  でも、酷いのは彼だ。
/512ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2484人が本棚に入れています
本棚に追加