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「…俺、琴葉サンの作った料理、食ってみたいんだけど?」
「…っ!」
上目遣いで、寝起きの掠れた声で言うのは、…反則じゃない?
不覚にも、ドキドキした。
「…じゃ、じゃあ、食べたら帰ってよ…?」
「本当?やった♪」
…こんなに嬉しそうに言われると、私も嬉しい…。
「口に合わなかったら、ごめんね?」
「琴葉サンのご飯だもん、喜んで食うよ?」
…な、なんか今日私、幸せすぎて死ねるんじゃないのっ…!?
「…じゃあ、作ってくるねっ…!」
…美味しいと思ってもらえるように、頑張ろ!
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