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そう言えば僕が殺したんだった。 ……なんで忘れていたんだろう。 愛しい愛しい女性。 僕がこんなにも想っているのに、別れなんて切り出してくるから悪いんだよ。 だから死んだ。 だから殺されたんだ。 「もうあんな馬鹿な事は言っちゃ駄目だぞ?」 綺麗に死んだ。 綺麗に殺してあげたんだ。 ぐちゃぐちゃのどろどろになるまで、いや、そうなっても僕は君を愛し続けるからね。
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