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「久々に動いたから、明日は筋肉痛かもな!」
「・・・言えてる。」
ゆっくりと湯船に浸かりながら、二人で今日一日の出来事を思い返す。
「たぶん、アレ・・・いいコンビになるぞ。」
「アレ、って?タモツくんと沙耶?」
「うん。」
「・・・犬猿の仲の可能性もあると思いますが?」
無表情な私の言葉に、亮は声を上げて笑った。
「アイツは、昔から好きな女の子をいじめる癖があるんだよ。ありゃ、間違いなく惚れたな。」
「出来れば、沙耶に分かりやすく接していただきたいものですね。」
「・・・オレみたいに?」
そういうと、亮は私の顎を掬い、チュッとキスを落とした。
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