最終章. これからも二人で

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***** 「やっぱ、このベッドにして正解だったな!超寝やすそう!」 入浴後、パタパタとお肌のお手入れをしている私の後ろで、亮は両手両足を伸ばしてベッドの感触を楽しんでいる。 (・・・子供か!) 鏡越しにプッと笑うと、亮が横目で睨んでいるのが見えた。 「・・・なんだよ?」 「いいえ、何にも。」 それでも笑いがおさまらない私に、亮が急に真面目な声で言った。 「なぁ、オレたちも・・・子供作っとく?」 ・・・えっ?・・・子供? 驚いて後ろを振り向くと、亮が優しい眼差しでこちらを見つめていた。
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