1. 占いの館

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『占いの館・アミーズ』 看板には、赤い文字でそう書かれていた。 普段なら占いなど全く気にも留めないのに、何となく興味が湧いてしまったのは他でもない、先程からの考え事が影響していたのだろう。 気が付くと私は店のドアを開け、黒いカーテンを潜って薄暗い店内に足を運んでいた。
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