い(^P^)ち

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「いったぁ!りっクンひどぉい! でも何か嬉しかった!」 「一回死んでこいよ。」 ドM発言をし、キラキラと目を輝かせる幸人に、陸斗は汚物を見るような目をして言う。 そんなグダクダ感がしばらく続き、やっと各自仕事に取り掛かるのだった。 「委員長ぉ、これってどうするんですか?」 書類を持って陸斗に近付き、困った表情をする真弥に陸斗は首を傾げる。 真弥の手から書類を受け取れば、嫌そうな顔をし、口を開く 「これって生徒会の仕事だろ?何で風紀の方に回ってんだ?」 怪訝な表情で書類と睨めっこする陸斗に、千鶴や幸人も近付き、書類を覗き込む。 「あ、本当だぁ! これ生徒会のだねぇー」 「は?アイツ等何やってんだ?」 「嫌がらせ、かなぁ…?」 口々に感想を述べ、陸斗は机に置かれている固定電話に手を伸ばす。
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