第1章 凡人の中の凡人

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スターティングラインナップ 宮本高校 # 4 佐田 一樹(サダカズキ)    176cm 62kg 3年 PG # 5 東郷 修作(トウゴウシュウサク)    186cm 74kg 3年 C # 6 堀江 賢三(ホリエケンゾウ)    178cm 66kg 3年 SG # 7 本橋 直樹(モトハシナオキ)    183cm 71kg 3年 PF #13 黒澤 朱鷺(クロサワトキ)    181cm 68kg 1年 SF 博多第三高校 # 4 平島 透(ヒラシマトオル)    196cm 82kg 3年 PF # 5 毛利 信隆(モウリノブタカ)    190cm 78kg 3年 SG # 6 北嶋 龍佑(キタジマリュウスケ)    184cm 71kg 3年 PG #10 ラナン・モーリス    206cm 91kg 2年 C #11 鶴見 剛(ツルミタケシ)    191cm 80kg 2年 SF (表記上ポジションを省略させてもらいました。PGはポイントガード、SGはシューティングガード、SFはスモールフォワード、PFはパワーフォワード、Cはセンターである。) 「いや、でかすぎだろ!」 修作は声を荒げた。 無理もない。 全ポジションにおいて、自分より大きかった。 しかし、宮本高校のメンバー全員臆するどころか楽しそうな表情。 『俺らには、朱鷺がいる!!!』 そして、試合開始1分前。 キャプテンの一樹が一喝する。 「 次の相手は去年全国ベスト4の博多第三だ。しかしこれに勝てば、全国のキップを手に入れることができるぞ。いつもらしい、宮本高バスケを見せてやろう!」 「「 おう!!! 」」 いよいよ、試合開始。
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