プロローグ

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 ここは「自然能力(ナチュラルエフェクト)」と呼ばれる自然にあるもの(例えば火や水、土など)を自らの意志で自由自在に操れる能力(エフェクト)を持つ者『能力者(エフェクター)』が集まる大都市、能力都市(エフェクトシティ)。  「能力者(エフェクター)」にはレベルが0~10まであり、レベルが高いほど能力を上手く扱え、強い力を使える。  能力者(エフェクター)が扱える「自然能力(ナチュラルエフェクト)」の基本となる能力(これを基本能力という)は普通、1つしかないが、世界で少数しかいないレベル10の能力者の中には2つ使える者もいる。  その大都市の中央地区にある都市の学生能力者の約3割が通う高校、美都音(ミトネ)高校に少年も通っていた。そこで少年は能力について学び、平和な生活をしていた。  しかし、その生活はある少女の出会いと校内で起きた事件によって大きく変わることになる。 少年と少女の出会いそれは能力者たちの運命を変えていく物語の始まり。
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