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運ばれてきた料理の素敵さに思わず声が出る。
「何これ?すごい。」
大ちゃんに連れて来られたカフェはめちゃくちゃお洒落だった。
今まで食べた事のないくらい美味しいパスタを食べ終わると話を続けた。
「で、付き合いたいとかじゃないのはリナがキャバ嬢だからなの。
だからね、大ちゃんと別にどうしたいとかじゃなくて、単に好きって言いたかっただけ。」
大ちゃんの顔が一瞬曇る。
『ねぇ、じゃあ今俺が付き合ってって言っても付き合わないの?
キャバ辞めてって言っても辞めてくれないの?
リナちゃんが背負ってるもの、一緒に背負わせてもらえないかなぁ?』
「どゆ意味?」
『何でキャバやってるかわからないけどきっと理由があるから、でしょ?』
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