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17歳の8月。
大好きな彼氏に
彼女がいた。
現実を見れなくて
私は死を選んだ。
76錠の睡眠薬
45個のリストカット
意識はあった
ただ冷えてゆく身体
赤く染まる浴槽
ただ思った
「 ああ やっぱり1人 」
気付いた時には
病院のベッドだった。
周りには
心配している親戚
育ててくれたばあちゃんが泣いて
パパはひたすら
私を振った彼氏に
着信を残してた。
死ねないと
こんなにも苦しいんだ
って思った
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