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「パパがいないと、つまんないね。」
そうねー。
と、キッチンから声がする。
「明日の夜には帰ってくるから、それまで頑張ろー!!」
おー!!
と母が拳を上げる。
「おー!!」
私も真似をした。
そのまま、だらーっという様子でテレビを見ていると、
－今日は、news eve◯yの時間です－
「あー、にゅーすばっかりになっちゃった!つーまーんーなーいっ!!」
「あら、そう？ニュースって結構面白いのよ。ママと見よっか??」
洗いモノを終えて、手を拭きながら私の横に座った。
－明日は全国的に晴れで－
－...町にて死体が発見され..－
－..で..ので.内..て.ぃ－
やはり小さい夢羽には面白くなく、うとうとし始めていると…
「ーッ!?」
声にならない声が聞こえた。
「－ママ？どうしたの？ごきぶり？」
んーっ…
と、あくびをしながら振り返ると、
そこには、とんでもなく青ざめた母がいた。
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