■親友

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お洒落な居酒屋で イタリアンを食べながら お酒を飲んだ 三人はお酒が強かったけど 比べて強くない私は チョコレートのような 苺のような 甘ったるいカクテルを ゆっくり飲んだ 氷がほとんど溶けてしまうぐらい 恵理子が気を遣ったのか 何も考えてないのか あたしに話を振る 『ねぇ、姫。このあとどうすんの?』 『え?』 『あたしん家で二次会しようよ。DVD見ながらさ。姫が見たいって言ってたやつだよ。』 本当は疲れてしまって 寝たかったけど 恵理子の好意を無駄にはできない 恵理子はいつもさらっと 人のために何かができる その恵理子の好意に あたしの偽善も呼応した 『じゃあ行こうかな』
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