2.毒林檎を食べた姫

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「白雪姫っ!!!」 ぱたりと倒れた白雪姫。 帰ってきた7人の小人たちが慌てて抱き起こしますが、返事はありません。 「そんな…!!」 「白雪姫、」 「死なないだろ……?」 「何が原因だ…」 「とりあえずベッドを!!」 「あれじゃないか?」 6人目の小人が云います。 あれ、とは何か。 他の小人たちが6人目の小人が指差す方を一斉に見ました。 「あれ…って、」 「林檎、じゃないか。」 「まて、……ただの林檎じゃないかもしれない!!」 そこには、そう、地面に落ちていた、真っ赤なそれはそれはひとかじりされた綺麗な赤い、林檎が落ちていました。
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