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夢とか希望とか
追うことも忘れていた
僕はあの瞬間だけはじめて心許せる人ができたと思ったんだ
時が過ぎ、僕は自分があの人の存在に自分が救われていたんだと気付く
しかしそれからも
一人の朝も夜もずっと暗闇の中に落とされた感覚のままだった
『一人で歩く道のりは
こんなにキツかったかな』
そう呟いた
僕は知ってしまったのだ
誰かと共に歩く温かさを。
そんな日々を送っていたある日夜がいつまで経っても明けない状態が続いた
人々は太陽が燃え尽きてしまったのではないかと騒ぎ立っていた
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