0人が本棚に入れています
本棚に追加
そんな夜の間僕は眠りについた
僕は夜が好きになってたから
このまま目が覚めなければいいのにとも思えるくらい
すると夢の中であの人が僕をみて何か話していた
「ぼくはいないほうが良かった?」
そう言っていた
とても…悲しそうな瞳で
今にも消えてしまいそうだった
『違う!違うんだよ!僕は…』
僕はその人の背中を追って
手を伸ばした
触れた瞬間、あの2人で暗闇の中にいたとき胸の中に感じた温かな灯(あかり)のような感覚を感じた
灯り、明けない夜、暖かさ…
僕は少し考えて
『ねぇ君は…君は太陽なの?』
僕は彼の背中に問いた
彼はこちらを振り返って
何も言わず微笑んだ
気がついたら目が覚めていた
最初のコメントを投稿しよう!