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しかし、私は秀吉様の名を出されると弱いのだ。
秀吉様の言葉を認可しないなど…できる筈がない!
「……鍋を囲むことを許可する、しかし失敗すればどうなるか覚えておけ金吾」
「はっはいぃぃっ!絶対成功させるよ、皆で楽しく過ごせるよう頑張るよ!だから打たないで!」
そう言って金吾は何処かへ走っていった。
私は興味が無いので追いかけないがな。
「では…また後程」
綾女は私に頭を下げ、微笑みを浮かべて言えばこちらも何処かへ歩いていく……追いかけるべきか否か、迷っていると奴は消えてしまった。
くそッ、見失った…今日も綾女の正体を暴くことは出来そうにないな。
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