第1章 とかれた封印

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麗奈は胸ポケットからキーホルダーを取りだしガルムの方を向いた。 麗奈「すみません水樹さん。今は水樹さんに従えません!」 麗奈はキーホルダーの剣を鞘から抜いた。 するとキーホルダーが炎を帯びて大きくなった。 水樹「まさか麗奈ちゃんが…」 炎が収まると、麗奈は赤い衣をまとい、剣を持ち背中には翼がついていた。 水樹「レイラの生まれ変わり。」 ガルム「何、人間が天使になっただと?あり得ん!」 麗奈「覚悟しなさい。」 麗奈は剣を構えると一気にガルムとの間合いをつめた。 ガルム「フロスト!」 ガルムは口からまた吹雪を放った。 麗奈「炎獣の息吹き!」 麗奈は再び剣をかまえた。 すると剣が炎を帯びた。 麗奈「ハァァ!」 麗奈は剣をふりおろすと炎が吹雪に向かって伸び、吹雪を打ち消した。 ガルム「な、何!」 水樹「すごい、もう五大天使の力の大半を使いこなしてる。初めて戦ったとは思えない。」 麗奈「いくよ!」 麗奈はそういうと剣の切っ先をガルムに向けた。 麗奈「フレイムトルネード!」 麗奈は天使の翼を広げてガルムの方に向かって高速で移動し、炎をまとった剣で連続で切りつけた。 ガルム「グァァァァァァ!」 ガルムは叫び声を上げた。 麗奈「フィニッシュ!」 最後に麗奈はガルムを一閃した。 ガルムは爆発し消えた。 麗奈「疲れた~。」 麗奈は剣を鞘にしまうと翼は消えた。
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