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麗奈は胸ポケットからキーホルダーを取りだしガルムの方を向いた。
麗奈「すみません水樹さん。今は水樹さんに従えません!」
麗奈はキーホルダーの剣を鞘から抜いた。
するとキーホルダーが炎を帯びて大きくなった。
水樹「まさか麗奈ちゃんが…」
炎が収まると、麗奈は赤い衣をまとい、剣を持ち背中には翼がついていた。
水樹「レイラの生まれ変わり。」
ガルム「何、人間が天使になっただと?あり得ん!」
麗奈「覚悟しなさい。」
麗奈は剣を構えると一気にガルムとの間合いをつめた。
ガルム「フロスト!」
ガルムは口からまた吹雪を放った。
麗奈「炎獣の息吹き!」
麗奈は再び剣をかまえた。
すると剣が炎を帯びた。
麗奈「ハァァ!」
麗奈は剣をふりおろすと炎が吹雪に向かって伸び、吹雪を打ち消した。
ガルム「な、何!」
水樹「すごい、もう五大天使の力の大半を使いこなしてる。初めて戦ったとは思えない。」
麗奈「いくよ!」
麗奈はそういうと剣の切っ先をガルムに向けた。
麗奈「フレイムトルネード!」
麗奈は天使の翼を広げてガルムの方に向かって高速で移動し、炎をまとった剣で連続で切りつけた。
ガルム「グァァァァァァ!」
ガルムは叫び声を上げた。
麗奈「フィニッシュ!」
最後に麗奈はガルムを一閃した。
ガルムは爆発し消えた。
麗奈「疲れた~。」
麗奈は剣を鞘にしまうと翼は消えた。
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