10人が本棚に入れています
本棚に追加
麗奈「葵さん!」
麗奈は葵に近いた。
葵「麗奈、良かった、無事で。」
葵が麗奈にそう言うと葵のポケットから青い卵が落ちた。
水樹「その卵孵さないといけないわね。」
葵「あなたは?」
麗奈「水樹さんだよ。わたし達の味方だよ。」
水樹「はじめまして、私は水樹。」
葵「小倉葵です。」
水樹「葵ちゃんね。
かわいい名前ね。
それよりその卵貸してくれる?」
葵「あ、はい。」
葵は水樹に卵を渡した。
水樹「目覚めよ、守護獣!」
水樹がそう言うと卵が割れ、中から鳥が現れた。
葵「か、かわいい………」
水樹「その子が葵ちゃんの守護獣よ。」
麗奈「やっぱり葵さんは鳥だったね。
私は犬だよ。」
麗奈はがそう言うと聖天剣から大福があらわれた。
葵「真っ白でかわいいわね。」
麗奈「そうでしょ、これが私の守護獣の大福だよ。」
麗奈は大福を抱き抱えた。
麗奈「葵さんは名前つけないの?」
葵「そうね。毛並みが青だから………アクア、なんてどうかな?」
葵がそう言うと守護獣の鳥葵の周りを飛びまわり、葵の肩に止まった。
水樹「名前が気に入ったみたいね。
それより、時間は大丈夫なの?」
麗奈「え、あ!もうすぐ昼休み終わっちゃう!」
水樹「早く行きなさい。」
葵「ですが、グランドをこのままにしておくわけには…それに襲われてケガをした人達もいますし。」
水樹「私がなんとかするわ。」
水樹はそう言うと杖を構えた。
水樹「聖霊の歌!」
水樹が呪文を唱えると地面が光だした。
麗奈「わっ!」
葵「凄い光ですね。」
麗奈と葵はあまりの眩しさに目をふさいだ。
水樹「終わったわよ。」
麗奈「え、えぇぇぇ!」
葵「地面が元にもどってる。
それにケガをした人達がいません。」
麗奈と葵が目をあけると地面が元にもどっていた。
水樹「ケガをした人達は私が転送魔法で保健室に転送しておいたわ。」
水樹はそういうと背中に翼をはやして空に飛び立った。
葵「私達もいこ、麗奈。」
麗奈「うん、葵さん。」
麗奈と葵はそういうと校舎に向かって歩き出した。
放課後麗奈は剣道場に向かっていた。
麗奈(それにしても属性が勝負を大きく左右するなんて…
今回は葵さんがいたから良かったけどもし1人のところを襲われたら今の私では何も出来ない。)
最初のコメントを投稿しよう!