第1章 とかれた封印

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フィルハートと水樹は杖を掲げた。 フィルハート&水樹『天の神よ、我火、水、地、雷、天の力を持つ者なり。悪き者を封じる力を我に与えん。』 二人が呪文を唱えると鏡に薄い幕があらわれた。 フィルハート「これで大丈夫なはずです。」 フィルハートが杖をしまった瞬間、一筋の光がフィルハートを貫き、フィルハートは倒れた。 水樹「フィルハート様!」 水樹はフィルハートに走りよった。 「へへへへへ天界の女王撃ち取ったり~♪」 水樹「誰だ!」 水樹は声がした方を向いた。 そこには黒いライオンの様な顔をした怪物がいた。 「俺様の名は、ヴァルバドス。邪獣族の王だ!」 ヴァルバドスはそういうとフィルハートの杖を拾い上げた。 ヴァルバドス「天界の女王の杖か…スゲー魔力だ。これなら。」 ヴァルバドスはそういうと、鏡に向かってあるきはじめた。 ヴァルバドス「蘇れ、ギルガドラン!」 ヴァルバドスは杖から黒い雷を放つと鏡を破壊した。 水樹「そんな!」 鏡の割れ目から闇が溢れだし、怪人の体へと変わった。 ギルガドラン「久しぶりの外だ…」 ギルガドランは赤い体に、竜の様な顔をしていて鎧を来ていた。 フィルハート「水樹、あなたは今すぐ五大天使の生まれ変わりを探すのです!」 水樹「しかし!」 フィルハート「大丈夫です。ギルガドランたちは私が食い止めます。」 フィルハートがそういうと体から金色の光が溢れだした。 水樹「フィルハート様!その技はあなたの命と引き換えに放つ技ですよ!」
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