♯6 創造の乙女

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「ほう、教皇はブラコンだと思っていたのだがな…レズだったのか、次お前のために美少女のダッチワイフでも作ってやろうか?」 「結構です!!」 “柏木巌造”も乗らないでよ!! 「…あー、すまん。一応、俺のカラクリでもな、ユラ自身の意見を聞かんことには…どうにも返事が出来ん」 そ、そんなに気を使わないで!! そんなにかわいそうな人を見る目で見ないで!! 「もう、みんなからも…ってなんでみんな私から距離を取るの!?」 「いや、まぁあれだ。私も軍人で皇帝だが、一人の女でもある。初めては普通に男相手が良いという願望もあるのでな」 「ごめんなさい。私には好きな人が居るもので…」 「…私も好きな人が居るからムリ!!」 宵に杏、沙耶まで… さ、さっきまで味方だったのに… もういい!! 「あははは!!!私が世界を滅ぼしてやる!!」 「おい、なんか舞が壊れたぞ!!」 「貴様ラスボスだろうが止めろ!!」 「コワレロコワレロコワレロコワレロコワレロコワレロ!!!」 「正直、近づきたくないんだが…」 「教皇陛下落ち着いて下さい!!、っキャ」 「大丈夫かユラ!!テメー、調子こいてんじゃねーぞコラァ!!」 「だ、ダーリンまで暴れだしたんだよ!?」 「もう、誰でもいい!!早くどうにかしろ!!」
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